頻尿と残尿感   -更年期障害になる前に-

更年期障害センター -知識と対応-

頻尿と残尿感


 更年期で減少する女性ホルモンのエストロゲンには皮膚粘膜を保護する作用もあります。そのため年齢を重ねていくと尿道や膀胱の粘膜にも影響が現れて、頻尿などのトイレが近くなる症状が出ることがあります。特に閉経後は女性ホルモンのエストロゲンが減ってしまうために、少ない尿でもトイレにいきたくなってしまうことになります。排尿後に残尿感を持つ人もいます。ただし、あんまり神経質になりすぎるとよけいにトイレが近くなるので、心配しすぎないことも大切です。利尿作用のあるカフェインなどを控えたり、就寝時や外出時にとる水分を減らすなどの工夫をしておくとよいでしょう。
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 水分を取りすぎていないのに、夜中に二回以上もトイレに起きてしまう場合は夜間頻尿と考えていいでしょう。症状が続くようなら、泌尿器科や婦人科などで相談したり、八味地黄丸や猪苓湯などの漢方薬やホルモン補充療法で治療したりするのも方法です。また集中していると症状が出ない、夜中にはトイレに起きないけれど緊張すると頻尿になる場合は、神経性頻尿が考えられます。更年期にこうした症状が出る場合は、心理療法や精神安定薬といった精神科的治療法が効果をあげることも多いようです。
 排尿時に痛みを感じるようであれば、膀胱炎や尿道炎をおこしている可能性があるので早めに診察をうけて、適切な治療を受けることが必要です。
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