薬を服用するときの注意
ホルモン補充療法の服用をはじめると治療の効果が出てきますが、やめてしまうと元に戻る事も少なくありません。一定期間、続けて治療することで効果が期待できます。また飲み忘れると子宮出血を起こす場合もあります。
ホルモン補充療法以外に他の薬も飲んでいる場合は、医師との相談が不可欠です。ホルモン薬の効果を増減させたり、逆に他の薬の効果を邪魔してしまう可能性があるからです。普段使用している薬があるときには、医師に必ず報告・相談してから服用しましょう。
ホルモン補充療法の服用期間は、通常二ヶ月から半年程度は飲みながら症状を観察することが多いようです。更年期の症状だけに限って言えば、充分な効果をあげているようです。症状があまり改善しない時には他の治療方法(漢方薬など)を併用したり、カウンセリングのような心理療法を行う事もできます。
また、逆に症状が改善して治療をやめた後に更年期の症状が出た場合は、ホルモン補充療法を再開することも可能です。更年期以外でも尿失禁や萎縮性膣炎などの症状にはホルモン補充療法は高い効果をあげます。その他にも骨粗鬆症の治療にホルモン補充療法が使用されることもあります。更年期を過ぎても、骨量の低下やコレステロールの値が高くなっている場合は治療を続けることもあります。骨粗鬆症や高脂血症の治療には薬の服用期間が数年~十年を超えることもあります。更年期障害でない場合は健康保険の適用外になるので注意が必要です。